日建設計(本社:東京都千代田区)と住友林業(本社:東京都千代田区)は5月27日、のこぎり状に凹凸を付けた木質梁とRC床版(鉄筋コンクリートを用いた床版)を組み合わせた合成梁構法を共同開発したと発表した。
木とコンクリートの圧縮強度が近い特性を活かし、両者を強固に接合しロングスパンを実現する構法。梁せい(梁の高さ)を抑えられるため建物の階数増加にもにもつながり、オフィスや学校、病院などの中大規模木造建築の普及を推進する。
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三井化学 軟包材マテリアルリサイクル設備稼働
三井化学(本社:東京都港区)は5月26日、名古屋工場内に設置した、印刷されたフィルムからインキを除去し、再び軟包材フィルムに再生する軟包材マテリアルリサイクル設備の稼働を開始したと発表した。
同社は、循環型経済の実現に向けて廃プラ等の廃棄物を資源と捉え、再利用する取り組み「RePLAYER(R)」の一環として、軟包材のマテリアルリサイクルの実証試験「RePLAYER(R)-Renewable Plastics Layer System-」を進めている。
これは、コンバーターでの印刷前後の廃棄フィルムを回収し、インキを除去してペレット化し、もう一度軟包装フィルムに再生する仕組み。今回の設備稼働により、軟包装フィルムに適した再生材料の技術開発を加速し、今年度は廃棄フィルムの回収を一層拡大し、再生材料のサンプル供試を本格化する計画。
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NX中国 内航海上輸送活用の輸送サービス開始
NIPPON EXPRESSホールディングスは5月25日、グループのNX国際物流(中国)有限公司(以下、NX中国が、新型コロナウイルスの感染拡の影響により、中国国内で様々な物流の制限が設けられている中、グレーターベイエリア(以下、大湾区)をはじめとした中国各地の内航海上輸送を活用したBCP対応ソリューションの提供を開始したと発表した。
大湾区は香港、マカオや広東省の9つの自治体(広州、深圳、珠海、佛山、恵州、東莞、中山、江門、肇慶)によって構成されるエリア。
大湾区を「面」で捉え、深圳・広州発着等、従来の輸送ルートに加え、東(恵州港)と西(珠海港)まで陸路で迂回し、海路により華南地区(深圳、東莞、広州等)と香港間をつなぐルートを開発し、安定したバージ(はしけ船)輸送サービスを提供する。
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4月外食売上高13.5%増 規制解除の反動 19年比では8.1%減
日本フードサービス協会(所在地:東京都港区)が5月25日発表した4月の外食売上高(全店ベース)は前年同月比13.5%増えた。ただ、新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年4月と比べると8.1%減となった。
業種別ではパブ・居酒屋が前年同月比81.9%増だった。まん延防止等重点措置が3月下旬に解除され、営業が規制されていた前年の反動で増えた。だが、2019年同月比では52.4%減と大幅に落ち込んでいる。ファミリーレストランは同17.5%増だった。2019年同月比では20.1%減だった。ファストフードは同8.4%増、2019年同月比でも7.7%増だった。持ち帰り需要に加え店内飲食も回復している。
日立ビルシステム 停電時EVとビルをつなぐV2Xで実証
日立ビルシステム(本社:東京都千代田区)は5月24日、広域災害などによって停電となった場合に、電気自動車(EV)とビルをつなぐV2Xの技術によって、EVからエレベーターなどのビル設備に給電を行い、継続利用を可能とするシステムを開発したと発表した。
同システムは停電発生時に、V2X対応充放電装置、ハイブリッドPCSを使用してエレベーターなどのビル設備の電源を電気自動車からの給電に切り替えるとともに、エレベータについて分速30mの低速運転に変更する制御を行うもので、最大で10時間程度エレベーターを継続運転させることを可能にし、災害に対するレジリエンスを向上する。
2022年中の実用化に向けて、ビルソリューションの研究開発などを行う亀有総合センター(所在地:東京都足立区)に同システムを導入しており、今後、実証を進めていく。
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DIC インドに新工場 樹脂の生産能力3倍に増強
DIC(本社:東京都中央区)はこのほど、インドにおける塗料用樹脂の需要拡大に対応するため、インド子会社のIdeal Chemi Plast Pvt.Ltd.(アイディール ケミ プラスト プライベートリミテッド、所在地:インド・マハラシュトラ州、以下、Ideal社)が、インド・マハラシュトラ州スパ工業団地で新工場を建設すると発表した。
敷地面積は4万8,500㎡。2022年4月に着工しており、2023年7月の稼働を目指す。自動車補修向けのアクリル樹脂や橋の防食用用塗料に使用するポリエステル樹脂を製造できる設備を導入し、インドでの生産能力を3倍に増やす。
コーティング樹脂市場が年率9%で成長するインドで拡販するほか、中東やアフリカへの輸出も増やす。これまでタイで生産してインドに輸出していたが、現地生産できるようになる。
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村田製作所 中国の無錫村田で環境配慮型立駐を竣工
村田製作所(本社:京都府長岡京市)は5月23日、中国の生産子会社、無錫村田電子有限公司(所在地:中国江蘇省無錫市新呉区、以下、無錫村田電子)が同日、村田製作所グループ初の環境配慮型立体駐車場を竣工したと発表した。
この駐車場は一般的な表面発電パネルではなく、裏面でも受光可能な両面発電パネルを採用することで、設置面積当たりの発電効率を向上させている。
さらに立体駐車場の特性を生かし、駐車場の南・東側の壁面にも太陽光パネルを設置することで、土地面積当たりの太陽エネルギーの吸収率を約1.2倍向上させている。これにより、年間で一般家庭300個以上の消費電力に相当する発電が可能となり、490トンのCO2削減効果があるという。
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PPIH 香港に3号店「鮮選寿司」5/27開店 出店加速
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(本社:東京都目黒区、以下、PPIH)は5月24日、グループのパン・パシフィック・リテールマネジメント(香港)(本社:香港)が、2021年2月にオープンした「DON DON DONKI Island Resort Mall(アイランドリゾートモール)」店内に、5月27日に「鮮選寿司 Island Resort Mall」を開店すると発表した。
同店は183席を設け、一人でも家族でもゆったりくつろげるようにボックス席を多く用意する。店内に鮮選寿司初となる「持ち帰り専用カウンター」を設け、店内で注文した寿司を持ち帰りできる。
鮮選寿司は、2021年10月にPPIHグループ初となる寿司店として「DON DON DONKI OP Mall」へのオープン以来、現地の顧客から高い支持を得ており、2022年4月29日には2号店「鮮選寿司 Peak Galleria」を開店している。
また、2022年9月にはタイの商業施設「J Park 日本村」に出店する新店舗内にも、鮮選寿司を開店する予定。
大創産業 シンガポールに海外初の3ブランド同時出店
100円均一ショップ「ダイソー」を運営する大創産業(本社:広島県東広島市)は5月25日、シンガポールの商業施設「ジュロンポイント」に3ブランドを同時オープンする。
100円ショップの「ダイソー」ほか、デザイン性や品質の高い商品を扱う「スリーピー」「スタンダードプロダクツ・バイ・ダイソー」で、同店がグローバル旗艦店と位置付ける。スリーピーとスタンダードプロダクツ・バイ・ダイソーは、ダイソーと比べて高価格帯の商品をそろえるブランド。リビング用品や食器などのテーブルウエア、服飾雑貨などをそろえる。
日本国内では4月に東京・銀座の商業施設「マロニエゲート銀座」に3ブランドを初めて同時出店しており、海外では今回が初めて。スタンダードプロダクツ・バイ・ダイソーの海外出店は今回が初。日本を含めると7店舗目。