日本百貨店協会のまとめによると、京阪神の百貨店の10月の売上高はいずれも前年同月を上回った。中でも好調だったのは大阪市内。前年同月比4.2%増の781億円と、37カ月連続で前年実績を上回った。厳しい残暑で悪冬物の衣料品は苦戦したものの、免税品や高級ブランド品などの伸びが上回った。京都市内は1.3%増の214億円、神戸市内は1.0%増の120億円だった。
10月全国百貨店売上高0.7%減 2年8カ月ぶり前年実績下回る
興和 ミノムシの糸を世界で初めて高強度の繊維製品化
CCC 台湾に「TSUTAYA BOOKSTORE 台中老佛爺店」を出店
こども家庭庁 保育士の人件費10.7%引き上げ発表
CKD 40億円投じたマレーシアの新工場竣工 25年4月稼働
首都圏10月新築マンション平均価格40.7%高の9,239万円
近畿の新築マンション販売 10月単価12.3%高で過去最高
ホンダ 25年1月から全固体電池試験生産 量産20年代後半
ホンダ(本社:東京都港区)は11月21日、次世代電池の本命とされる「全固体電池」を2025年1月から試験的に生産すると発表した。同社は20日、栃木県さくら市の研究施設内に新設した試験設備を報道陣に公開した。航続距離はこれまでの電池の2倍に伸び、製造コストは25%削減できる見通しで、2020年代後半に販売する電気自動車(EV)への搭載を目指す。
全固体電池は電気を通す電解質、現在の主流のリチウムイオン電池で使われている液体から固体に切り替えた電池。大容量で小型化しやすく、EVなどの航続距離を伸ばせる。また、発火の危険性が低く、安全性も高いとされる。このため、自動車大手各社はEVの普及のカギを握るとみて、全固体電池の開発を競っている。
三越伊勢丹HD 24年度中にタイ・バンコクで”デパ地下”出店
キオクシア12月中旬 東証上場へ 時価総額7,500億円規模に
東京メトロ 参画の合弁会社が25年5月から英鉄道を運行へ
北陸新幹線 敦賀ー新大阪延伸 12月にルート詳細決定 与党
1〜10月訪日客数 過去最速で3,000万人突破 10月331万人
ソニーG KADOKAWA買収検討 豊富なコンテンツ取り込み狙い
中国習主席 EUの中国製EV追加関税撤回求め独首相へ要請
ユーグレナと香港EcoCeres 日本のSAFとHVO普及促進で合意
スズキ インド タタ・エレクシー社と合弁で設計・開発拠点
公取委 イトーキ 取引先に無償で作業要請か 違反警告へ
米大リーグ アストロズ本拠 「ダイキン・パーク」に
米マリオット 日本初のビジネスホテル大阪で開業 10都市に
「富岳」計算速度 世界6位に後退 前回から順位2つ下げる
理化学研究所は11月18日、富士通と共同開発したスーパーコンピューター「富岳」が、計算速度を競う世界ランキング「TOP500」で6位だったと発表した。米国などの新鋭機に抜かれ、前回発表時の今年5月から順位を2つ下げた。
首位は米国ローレンス・バリモア国立研究所が開発した新鋭機「エル・キャピタン」で、計算速度は毎秒174京(けい)2,000兆回(京は1兆の1万倍)。4位まで米国勢が独占し、イタリアの新鋭機にも抜かれた。ちなみに富岳の計算速度は毎秒44京2,010兆回。
ただ、産業利用で使う計算の処理速度を測る「HPCG」部門では10期連続の首位を守った。理研や文部科学省は富岳の後継機について、遅くとも2030年頃の運転開始を目指して開発する方針を示している。
サイバーダイン ウクライナ向け医療用HAL46台, 3.6億円受注
旭化成 樹脂原料ANのタイ生産から撤退 全社の能力2割減
旭化成(本社:東京都千代田区)は11月15日、樹脂原料アクリロニトリル(AN)のタイでの生産から撤退すると発表した。これにより旭化成全社のAN生産能力は2割減となる。タイでのAN生産はすでに10月末に停止しており、12月末で販売も終える。
今回停止するのは旭化成の持分法適用会社で国営タイ石油公社(PTT)グループと折半出資する「PTT旭ケミカル」。同社は家電に使われるABS樹脂などの原料となるANのほか、アクリル樹脂原料MMAなどを生産している。
旭化成はANの生産能力で世界3位で、日本、韓国にも生産拠点を保有、これらを合わせた年間生産能力は93万トン。タイ拠点(年間20万トン)の停止により2割減る。
関電 高浜原発1号機 国内初 運転開始50年超 稼働最長に
アスエネ タイの脱炭素の取り組み支援強化へ現地法人設立
エア・ウォーター 雪印メグ工場に家畜糞尿由来バイオメタン
大東建託 米国で買取リノベ再販事業始動 27年3月期100億円
東レ 半導体製造向け水処理膜 再利用下水の尿素を9割除去
コメ兵, Jフロントリテイリングがリユース事業で合弁設立
コメ兵(本社:名古屋市中区)とJフロントリテイリング(本社:東京都中央区)は11月13日、リユース事業で合弁会社を設立することで合意し契約を締結したと発表した。
合弁会社は2025年3月をめどに設立する。名称・所在地は未定。資本金および資本準備金は6億円を予定。出資比率はJフロントリテイリング51%、コメ兵49%。買取専門店を大丸、松坂屋、パルコに展開し、顧客より商品を買い取り、コメ兵に売却する。
両社は事業モデル構築のため、2024年3月から約3カ月間、ブランド品のバッグ、衣服、宝石、時計などの買取店を大丸神戸店に出店するとともに、同店の外商の顧客を対象に訪問買い取りを実施したところ、想定を上回る多くの買い取りが寄せられ、顧客ニーズを確認することができたとしている。