USJ 2/1から1日券大人7400円に値上げ 7年連続
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を運営するユー・エス・ジェイ(大阪市此花区)は、2月1日から入場券にあたるスタジオ・パスの料金を値上げする。1日券は大人(中学生以上)が7200円から7400円、65歳以上のシニアが6470円から6650円に値上げされる。USJの値上げは7年連続となる。
関空の15年旅客数 過去最高の2321万人 外国人客増で
新関西空港会社は1月18日、2015年の関空の旅客数が前年比20%増の2321万人だったと発表した。2000年の実績(2049万人)を上回り、過去最高を更新した。中国、韓国、台湾、東南アジア諸国からの訪日外国人客が大幅に増加した。
関空の国際線の旅客数は24%増の1625万人。このうち外国人客は1001万人に達し、1994年の開港以来初めて、外国人客が1000万人を超えた。一方で日本人客は6%減の607万人となり、2003年に次いで少なかった。
なお、関空と大阪国際(伊丹)空港は4月から、オリックスとフランスの空港運営大手、バンシ・エアポートの企業連合が運営、民営化される。
3月にグランフロント大阪で「UMEDA BNRAKU 2016」
大阪が世界に誇る伝統芸能『文楽』。その魅力をみんなで分かち合う-ことをテーマに、2015年に続き大阪の民放5局が想いを一つに集まって文楽を愛するゲストと一緒に楽しく文楽をやる「UMEDA BUNRAKU 2016」が3月25~27日、開催される。会場はナレッジシアター(グランフロント大阪北館4F)で、全6回公演される。
出演者は竹本小住大夫、鶴澤寛太郎、吉田幸助、吉田玉勢、桐竹紋吉、吉田玉誉、吉田蓑次、吉田玉彦、吉田玉路、吉田蓑之、吉田玉延。曲目・演目は『傾城阿波の鳴門~十郎兵衛住家の段~』。その他文楽解説、トークショーなどを予定。全席指定。3月23日まで一般販売中。
大阪・道頓堀で「美」競う 関西主要大学のミスコン開催
関西主要大学のミス・コンテストの代表者らが美を競い合う「ユニバーシティ関西・ミスコンテスト」(主催・道頓堀水辺地権者会、ユニバーシティ関西実行委員会、共催・大阪市中央区南相天下連合会)が1月16日、大阪市中央区のとんぼりリバーウォークで開催された。
出場したのはミス・キャンパス7人と公募で選ばれた10人で、京都大、立命館大、大阪府立大、神戸大、関西学院大、奈良女子大などの計16大学17人。スポーツウエアと制服姿でステージに立ち、自由スピーチや特技など外見と内面の美をアピールし合った。
審査の結果、大阪府立大の木岡真理奈さん(21)がグランプリに選ばれた。3位までの入賞者は今年の商店会のイベントなどで活躍する予定。
桂 春団治さん(85)心不全で死去 四天王の最後の1人
戦後、滅亡寸前といわれた上方落語の復興に尽した四天王の最後の1人、磨き上げた芸風で知られた桂春団治(かつらはるだんじ、本名・河合一=かわい・はじめ)さんが1月9日、心不全のため亡くなった。85歳だった。親族や直系の弟子らで密葬を営んだ。
春団治さんは、三代目桂米朝、六代目笑福亭松鶴、五代目桂文枝(いずれも故人)とほぼ同時期の入門で、衰退していた上方落語再生の原動力として活躍した。
芸風は地味だが手堅く、テレビやラジオにほとんど出演せず落語一筋。粒よりのネタを完璧に演じることに全力を傾けた。中でも「野崎詣(まい)り」「いかけや」「代書」などは至芸といわれた。
足でボール蹴るビリヤード「ビリッカー」関西大会
大阪・アメリカ村の「スポタカ心斎橋ビッグステップWEST」(大阪市中央区)で2月21日、足やヘディングでプレーするビリヤード「ビリッカー」の関西大会「BillicceR Kansai Area CUP」が開かれる。
ビリッカーはフランスで生まれた新しいゲーム。ビリヤード台をそのまま大きくしたような競技場で、3号球のサッカーボール15個と手球1個で行う。手球はキューで弾くのではなく、足で蹴ったり、頭でヘディングしたりする。蹴り方により手球をジャンプさせたり、カーブをかけたりする。ゲーム自体のルールはビリヤードを踏襲する。
関西で公式大会が行われるのは今回が初めて。全15チームが3つのリーグに分かれ、「ナインボーr」を総当たり戦で競う。参加料金は1チーム(3人)=1万2000円で、優勝チームには賞金3万円と、全国大会への出場権が与えられる。
「民泊」条例案など 大阪市議会で継続審議か
大阪市が年初の市議会で条例成立を目指していた「民泊」条例案および大阪市立大と大阪府立大の統合案が、継続審議になる見通しとなった。
昨年、大阪府議会が国家戦略特区の指定を受けて「民泊」条例を成立させたことを受け、増え続ける外国人観光客に伴い、ホテルや宿泊施設の大幅な不足が伝えられる中、マンションなどの空き室を宿泊施設に活用できるように規制緩和する「民泊」条例案。
だが、大阪市内ではマンション居住者の暮らしや、マンションごとの様々なルールとの兼ね合いはじめ、治安面での不安の声があり、受け入れ態勢の整備は予想以上に難しい部分もあるようだ。
また、市立大と府立大の統合案については、公明党が吉村市長の考え方をしっかりと聞いたうえで判断したいなどとしており、いずれも継続審議になる見通しだ