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公明党が小西氏を府本部推薦に 府知事選 

公明党が小西氏を府本部推薦に 府知事選

公明党大阪府本部は自民党が擁立した元大阪府副知事の小西禎一氏を府本部として推薦する方針を固めた。
公明党は過去2回行われた大阪府知事と大阪市長のダブル選挙ではいずれも自主投票としてきたが、大阪維新の会が都構想の住民投票への対応を巡って公明党を強く批判していることを踏まえ、今回は対決姿勢を打ち出す形となった。

大阪府知事選に小西氏が立候補表明

大阪府知事選に小西氏が立候補表明

4月7日に投開票が行われる大阪府知事選挙に、自民党は元大阪府副知事の小西禎一氏(64)を擁立することを決めた。小西氏は3月11日夕方、立候補を正式に表明したうえで、その経緯について語った。
同氏は「(維新と公明党との)政党間の協議(が思惑通りに運ばないことを理由)に、(松井、吉村両氏が)知事、市長という職をなげうって、選挙を実施するという、公職を手段としたことに、どうしても納得がいかなかった」とし、「大阪は2025年の万博や産業振興、子どもの貧困の問題など、いろいろな課題を抱えている。住民に信を問うというなら、”大阪都構想”はこの機会に、いったん終わりにしなければならない」と述べた。

近畿の2月企業倒産163件で2カ月ぶり減少

近畿の2月企業倒産163件で2カ月ぶり減少

帝国データバンクのまとめによると、近畿2府4県で2月に1,000万円以上の負債を抱えて倒産した企業は前年同月比5.8%(10件)減の163件で、2カ月ぶりに減少した。製造業の好調な輸出や外国人旅行者の消費が下支えしたとみられる。
一方、負債総額は10年近く前から実質的に事業停止していた企業の清算処理が行われたため、結果的に大型倒産となり、1,340億5,700万円に上った。

辰巳琢郎氏 府知事選への立候補を固辞

辰巳琢郎氏 府知事選への立候補を固辞

自民党が4月7日投開票される大阪府知事選に立候補を要請していた俳優の辰巳琢郎氏は3月10日夜、「仕事の都合がつかないうえ、家族の理解が十分に得られなかった」などとして、立候補を固辞する旨、回答した。
これを受け自民党は、知事選には元大阪府副知事の小西禎一氏を擁立することを軸に最終的な調整に入った。また、市長選に擁立する候補者についても調整を急ぐ。

自民党 大阪府知事選に辰巳琢郎氏擁立へ

自民党 大阪府知事選に辰巳琢郎氏擁立へ

4月7日投開票の大阪府知事・市長のダブル選挙に、自民党が俳優の辰巳琢郎氏(60)を知事選候補として擁立することで、最終調整に入っていることが分かった。自民党は、大阪維新の会に対抗できる候補として、大阪市出身で識見やテレビ出演などで知名度の高い辰巳氏に白羽の矢を立て、他の野党陣営にも連携を呼び掛ける方針。数日内に表明する見通しという。

G20を前に首脳警護の訓練 150人が参加

G20を前に首脳警護の訓練 150人が参加

日本で初めての、6月に大阪で開かれるG20サミット(主要20カ国首脳会議)を前に、会議に参加する首脳を警護する訓練が、このほど大阪・堺市で行われた。この訓練には警察署や機動隊からおよそ150人が参加した。
訓練は、首脳が乗った車がホテルに到着したという想定や、首脳がホテルの前で集まった人たちに手を振っている最中に、ナイフを持った男が襲い掛かるといった想定のもとで、いかに迅速かつ安全に首脳らを誘導するか、警護スタッフの動きの訓練などが行われた。
G20サミットでは37の国や地域などから首脳が参加し、過去最大規模の警備体制が想定されている。

知事・市長のダブル選へ各党対応急ぐ 大阪

知事・市長のダブル選へ各党対応急ぐ  大阪

大阪府の松井知事と大阪市の吉村市長が3月8日、それぞれ辞職願を提出したことに伴い、知事・市長の各選挙が統一地方選挙前半の4月7日に行われることになった。
この選挙には松井氏が市長選に、吉村氏が知事選にそれぞれ立候補し、いわゆる「大阪都構想」を実現するため、改めて民意の後押しを得たいとしている。
これに対し、自民党は「党利党略でしかない」、公明党は「選挙の私物化、税金の無駄遣い以外の何物でもない」、共産党は「ダブル選挙には一片の大義もなく、維新政治を終わらせるチャンス」などとして批判。大阪維新の会に批判的な勢力の結集に向け、各党とも具体的な対応を急ぐ方針。

大阪は3/27 介護「特定技能」受け入れ制度説明会

大阪は3/27 介護「特定技能」受け入れ制度説明会

法務省、厚生労働省による、4月からスタートする外国人介護人材「特定技能」の受け入れに関する制度説明会が、3月15日から開始される。3月15日~4月4日までに全国8カ所で説明会が予定されている。
15日は名古屋市、18日は仙台市、20日は札幌市でそれぞれ開かれる。大阪は27日で、申込期限は19日。会場は都島区の大阪私学会館4階、13時~17時まで3回にわたり各回1時間(30分休憩)、1回200名で600名が対象。先着順で入場は無料。
同制度の詳細は、今月中旬にも省令で発表される見通しだが、関連事業者にとってはきちんとした手の打ちようがない、”船出”となりそうだ。

大阪訪れる外国人観光客のリピーター大幅増

大阪訪れる外国人観光客のリピーター大幅増

大阪観光局が外国人観光客を対象に実施した調査によると、大阪を2回以上訪れたリピーター客の割合が前年度から16㌽増え43%と大幅に増えたことが分かった。
リピーター客の多くは中国、台湾、韓国からの観光客で、大阪の近くには京都、奈良、神戸などの観光地が多いことがその要因とみている。大阪府下の観光地については、大阪・ミナミの道頓堀、大阪城、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンなどが引き続き人気で、大きな変化はなかった。
調査は、大阪観光局が今年度3回にわたり関西空港で帰国前の外国人観光客およそ4,000人を対象に実施した。

関空に災害時30の機関が参加「総合対策本部」新設

関空に災害時30の機関が参加「総合対策本部」新設

関西空港を運営する関西エアポートなどによると、災害時には関係機関がより密接に情報を共有して対応する必要があるとして、国土交通省や警察、消防、航空会社、JRなど30の機関が参加して対応を協議する「総合対策本部」を新たに設けることになった。これは近畿を直撃した2018年の台風21号の際、関西空港が浸水し空港機能がストップした経験と反省を踏まえたもの。
関係機関が集まるのは、台風の場合は「非常に強い」という勢力以上で、関西空港を直撃する恐れがある場合、地震の場合は関西空港で震度5強以上の揺れを観測した場合や、大阪府に大津波警報または津波警報が発表された場合としている。
総合対策本部は4月1日から運用を始める予定。

阪神甲子園球場に大型映像装置を納入 三菱電機

阪神甲子園球場に大型映像装置を納入 三菱電機

三菱電機は阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)のメインビジョンおよびバックネット裏のサブビジョン向けに、大型映像装置「オーロラビジョン(R)」を納入した。3月9日に同球場で行われる2019年プロ野球オープン戦から運用が開始される予定。
これまで3面に分かれていたメインビジョンが1面化した大型スクリーンとなり、表示面積がこれまでの約1.6倍、表示解像度が約4倍、コントラストが約1.5倍になり、より鮮明で迫力のある映像が提供される。

春場所前に大阪・住吉大社で2横綱が土俵入り奉納

春場所前に大阪・住吉大社で2横綱が土俵入り奉納

大阪・住吉大社で3月2日、白鵬と鶴竜の両横綱が土俵入りを奉納した。これは大相撲春場所を前に例年、場所の成功と安全を祈願して行われているもの。境内にはおよそ2,300人が訪れ、威勢のいい掛け声をかける中、白鵬が「不知火型」、鶴竜が「雲竜型」の土俵入りを披露した。
大相撲春場所は大阪府立体育会館で3月10日、初日を迎える。

「なんばCITY」春リニューアルオープン

「なんばCITY」春リニューアルオープン

南海電鉄が運営する商業施設「なんばCITY」は今春、本館エリアでのリニューアルを実施する。新たにオープンするのは西日本初出店を含む物販店・飲食店など合計38店舗(移転・改装・業態変更含む)で、4月27日までに順次オープンする予定。
リニューアルオープンに伴い、女優・ファッションモデルの飯豊まりえさんをメインビジュアルモデルに起用し、トークショーなどのオープニングイベントを開催する。

近畿の1月求人倍率1.61倍といぜん高水準

近畿の1月求人倍率1.61倍といぜん高水準

大阪労働局によると、1月の近畿2府4県の有効求人倍率は1.61倍と、前の月を0.01㌽下回ったものの、慢性的な人手不足を背景にいぜんとして高い水準が続いている。
府県別では大阪府が1.78倍、京都府が1.56倍、奈良県が1.49倍、兵庫県が1.45倍、滋賀県が1.39倍、和歌山県が1.37倍だった。
新規の求人は、新年度を前に保育所で保育士の募集が増えたことなどから「医療・介護」分野で増加した。

近畿6府県のはしか患者120人に いぜん増勢状況

近畿6府県のはしか患者120人に いぜん増勢状況

近畿2府4県のまとめによると、はしかの患者数が今年に入って2月24日までに合わせて120人となり、いぜん増勢状況にある。
府県別にみると、大阪府が前の週から15人増えて96人、京都府が9人、和歌山県が7人、滋賀県が2人増えて4人、兵庫県が1人増えて3人、奈良県が2人となっている。
中でも猛烈な勢いで増えているのが大阪府で、すでに2018年1年間の患者数15人の6倍を上回っていて、全国で最多となっている。

泉佐野市のふるさと納税 今年度は3倍増の見通し

泉佐野市のふるさと納税 今年度は3倍増の見通し

大阪府泉佐野市の千代松市長は2月25日、今年度のふるさと納税による寄付額の見通しについて、前年度の135億円の3倍近い360億円に達する見込みであることを明らかにした。
ふるさと納税の返礼品をめぐって、総務省は同市の取り組みを強く批判し、規制の強化に向けた法改正を目指している。これに対し、同市は「閉店キャンペーン」と称して返礼品に加え、アマゾンのギフト券100億円分を提供する取り組みを始めている。
同市では3月末までで、いったん寄付の受付を終了したのち、新しい基準をもとに返礼品の内容などを見直したうえで、6月以降、再開したいとしている。

大阪城公園に劇場型施設オープン インバウンドに照準

大阪城公園に劇場型施設オープン インバウンドに照準

大阪市などは海外からの旅行客を呼び込もうと、大阪城公園(所在地:大阪市中央区)に2月23日、日本文化を取り入れた舞台などを上演する劇場型施設「クールジャパンパーク大阪」をオープンした。
同施設は客席が1,100人から300人までの大・中・小3つの劇場からなり、テレビ局や吉本興業などが出資する会社が運営する。運営会社では3つの劇場全体で、外国人観光客中心に年間約50万人の利用を見込んでいる。

18年の大阪の刑法犯罪 平成初の10万件割れで過去最少に

18年の大阪の刑法犯罪 平成初の10万件割れで過去最少に

大阪府警察本部のまとめによると、2018年に大阪で起きた刑法犯罪は9万5,562件で、平成に入ってから初めて10万件を下回り、昭和30年に府警が発足して以降、最も少なくなった。
とくに窃盗事件が大きく減少し、このうち車上狙いは7,395件と前年より2,500件余り減少したほか、ひったくりも400件と前年より38%少なくなった。
ただ、高齢者などをターゲットとした特殊詐欺は増えていて、被害件数は過去2番目に多い1,624件、金額は35億8,000万円余りに上っている。

大阪・弁天町の「大阪ベイタワー」に温泉施設開業

大阪・弁天町の「大阪ベイタワー」に温泉施設開業

大阪市港区のベイエリア、JR環状線と大阪メトロ中央線の「弁天町」駅前の複合商業施設「大阪ベイタワー」に2月26日、安土桃山時代をテーマにした大規模な天然温泉施設がオープンする。ベイタワーの2階から5階部分に温泉施設が開業するもの。
同施設はおよそ1万6,500㎡の敷地に天然温泉の露天風呂や日本庭園、レストラン、みやげものや化粧品などを販売するショップなどが入っている。関西エリアを訪れる外国人観光客はじめ、若い世代の日本人、働く女性らをターゲットとしている。
入館料は大人が平日2,400円、土・日・祝日で2,600円。4歳から12歳までの子どもは半額。

日本の成長を牽引「東京・大阪連携会議」が初会合

日本の成長を牽引「東京・大阪連携会議」が初会合

東京都と大阪府・大阪市が連携して施策に取り組む「東京・大阪連携会議」の初会合が2月20日、東京都庁で開かれ、オリンピック・パラリンピックと万博を成功させ、両都市が日本の成長を牽引していくことで一致した。
会合では「東京・大阪宣言」を取りまとめ、2つの大規模イベントは日本の存在感を高める絶好の機会だとして、東京と大阪が連携して成功のバトンをつなぎ、「稼ぐ力の強化」や「大都市特有の課題解決」などを進めるとしている。同会議では今後、具体的に取り組む項目を洗い出したうえで、連携を進めていく。