2025年3月11日

オウム後継、アレフが資産隠しか 関連法人へ7億円移転

公安調査庁の調査書によると、オウム真理教の後継団体の一つ、「アレフ(Aleph)」が、出家信者らが代表や責任者の関連法人に貸し付けをしたり、賃料を支払ったりするなどして資産を移転させていることが分かった。同庁は関連法人の資産など約7億円を国に報告していないと推計。賠償を求める地下鉄サリン事件などの被害者側からの差し押さえを免れるために「資産隠し」を図ったとしている。