日本工作機械工業会(日工会)のまとめによると、3月の工作機械受注受注額は前年同月比15%減の1,410億円だった。内訳は内需が18%減の493億円、外需は14%減の916億円となった。この結果、2022年度の受注額は企業の自動化投資を受けて、前年度比2.3%増の1兆7,056億円となり、2017年度に次ぐ過去2番目の高水準となった。
3月の主要市場の受注額をみると、中国向けが10%減の300億円で、3カ月連続で前年実績を下回った。北米向けは15%減の279億円で、過去最高水準だった前年の実績は下回ったが、いぜん高水準にある。欧州向けは1%増の197億円だった。