不動産経済研究所のまとめによると、首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)で1月発売された新築マンションの平均価格は7,343万円で、前年同月に比べ7.7%(613万円)下回った。
建築資材の値上がり、人件費高などによる建設費の高騰で販売価格が高止まりした状態は続いているが、高価格帯物件が多い東京23区の発売戸数が前年同月に比べ59.1%減少したことが、全体の平均価格を押し下げた。
首都圏全体でも新築マンションの供給は少なくなっており、1月発売された戸数は620戸にとどまり、1月としたは1973年の調査開始以来、最も少なくなった。