日本小児科医会が1月下旬に全国438人の小児科医に風疹とはしかの混合ワクチンについて調査したところ、「希望した量を入手できていない」と回答した医師が48%に上ったことが分かった。以下、「希望した量の半分しか入手できていない」が22%、「全く入手できていない」も5%あった。ワクチンを製造する一部の製造会社が、2024年から製造の不調による出荷制限や停止を行い、供給が一時的に不安定になっているためだ。
風疹とはしかの混合ワクチンは、1歳の子どもと小学校に入学する前の5歳や6歳の子どもを対象に定期接種が行われており。かつて公的な接種が受けられなかった40代から60代の男性に、3月末までを期限に追加接種が行われている。
2025年2月12日