不動産経済研究所のまとめによると、5月の首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の新築マンションの1戸あたり平均販売価格は前年同月比32.5%高の8,068万円だった。5月単月としては過去最高となった。また、東京23区の平均価格は同47.9%高の1億1,475万円で、富裕層をターゲットとした1億円以上の高額物件が4割弱を占めた。
一方、5月首都圏のマンション発売戸数は前年同月比21.5%減の1,936戸だった。東京23区は7.5%増えたが、東京都下(73.6%減)、神奈川県(38.4%減)、埼玉県(56.5%減)と大幅に減少した。