阪急も「なにわ筋線」に乗り入れ 関空へのアクセス向上
大阪府と大阪市、JR西日本、南海電気鉄道、阪急電鉄の5者は、大阪都心を南北に貫く鉄道新線「なにわ筋線」に阪急電車が乗り入れる新たな事業計画で大筋合意した。
今回合意した新計画は、JR大阪駅の北地区の再開発地区「うめきた」のうめきた新駅までの鉄道免許を南海が取得し、JR西日本、南海の両社が新大阪-関空間を共同運行する。阪急は十三に地下新駅を建設し、うめきた新駅との間に新路線を敷いて、なにわ筋線に乗り入れる。
2030年の開通を目指す。建設構想が出て以来約30年、なにわ筋線計画が新たな形で決着する。