関西電力 7月から首都圏での家庭向け電力販売に参入
関西電力は7月1日から、首都圏の家庭向け電力販売を開始する。対象エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉に加え、栃木、群馬、茨城、山梨および、富士川以東の静岡県を合わせた地域。
同社はこれまで首都圏では、従来から自由化されていた法人向けはグループ会社の関電エネルギーソリューション(Kenes)を中心に電力販売を行っているが、4月から自由化されたことで人口・世帯数の多い首都圏の家庭向けにもお得な料金メニューや便利なサービスを前面に打ち出し、営業活動を本格化することになった。
家庭向けには今後3年間で10万件の顧客獲得を目標とし、グループの中期経営計画に掲げた「2025年に首都圏を中心に100億kwh(キロワット時)の販売」に向けて、取り組みを加速させていく。