関西域内総生産2020年度100兆円に拡大 関経連
関経連(関西経済連合会)は、政府が目標としているGDP(国内総生産)600兆円の達成に向けて、関西2府4県の域内総生産(GRP)を2020年度に100兆円に拡大するとした数値目標を新たに設定した。
現在80兆円余の関西2府4県のGRPを2020年度に100兆円に拡大しようというもの。この目標の達成に向けた成長戦略として、観光やインバウンド産業の拡大、健康・医療産業の発展、交通や物流ネットワークの構築など10項目を掲げている。
また、政府に対しては訪日ビザの発給要件の戦略的な緩和や、健康・医療ビッグデータの利活用に向けた仕組みの構築、北陸新幹線の大阪までのフル規格での早期開通などを求めている。