関空-奄美に19年ぶり定期便 3月からLCCバニラ就航
格安航空会社(LCC)のバニラ・エアは1月10日、関西空港と奄美空港(鹿児島県)を結ぶ路線を3月26日から運航すると発表した。
関空-奄美の定期便は1998年に日本エアシステム(現・日本航空)が撤退して以来、約19年ぶりの復活となる。関西地方と奄美を結ぶ定期便は現在、大阪(伊丹)空港を発着する日本航空便だけ。
関西には奄美地方ゆかりの人が約30万人住んでいるとされ、これらの帰省客を取り込むほか、奄美大島周辺は政府が世界自然遺産への登録を目指していることなども視野に入れ、訪日客の利用増を見込んでいる。
関空発着のバニラ便はすでに就航している台北、2月以降に就航予定の成田、函館に続き4路線目。