観光、産業振興に期待 関経連と関西広域連合
関西広域連合と関西経済連合会は7月21日、宮田亮平文化庁長官を大阪市内に迎え、文化庁の京都移転を観光や産業振興につなげることを盛り込んだ共同宣言に署名した。
共同宣言には関西広域連合、関経連、文化庁の3者が文化と観光、産業、暮らし、まちづくりを結ぶ取り組みを展開し、「文化芸術立国」を実現させることを明記した。宮田長官は「三つの輪で大きな歴史ができていく関係ができれば」と3者連携を強調した。
関西広域連合会長の井戸敏三兵庫県知事は「関西の魅力を世界に発信できるよう努力したい」と呼び掛けた。