日本電産は4月21日、創業者の永守重信会長(77)が最高経営責任者(CEO)を同日付で兼任すると発表した。関潤社長兼CEO(60)は社長兼最高執行者責任者(COO)となる。永守氏は2021年6月に関氏へCEOをバトンタッチしたが、わずか1年足らずで復帰することになる。
同社は2022年3月期の純利益は過去最高となったが、株価の低迷には「とても耐えられない」(永守氏)として、交代に踏み切った。永守氏は3年後をめどに指揮を執って業績をさらに改善する。
また、同社は2023年4月1日付で「ニデック」へ社名変更する頃を明らかにした。