森友学園、認可申請取り下げ 将来再申請を示唆
大阪市の学校法人「森友学園」は3月10日、大阪府豊中市の旧国有地に小学校を設置するための認可申請を取り下げた。
籠池泰典理事長は大阪市内で会見し、「苦渋の決断」と説明。理事長職の引責退任を表明したが、「小学校をあきらめたわけではない」と、土地を国に返還しない意向を示し、将来的な認可再申請を示唆した。
ただ、国有地払い下げの不透明な経緯や、工事請負契約書の偽造などの疑惑の核心部分については明確な回答はなく、国会の参考人招致にも応じない考えを示した。