大阪港開港150周年 記念事業案決まる 17年夏以降実施
大阪港が2017年で開港150年を迎えるのを前に、官民でつくる記念事業推進委員会(委員長・吉村洋文大阪市長)の第2回会合がこのほど開かれ、アジア諸港を交えた意見交換会や体験乗船などを盛り込んだ計画案を決定した。2017年夏から秋にかけて港や船舶に関連する催しを企画しており、「格好の港勢拡大の契機」と位置付けている。
計画案では、開港記念日にあたる7月15日前後に記念式典や祝賀レセプションを予定。大阪港でのクルージングや帆船の公開、野球やサッカーなどプロスポーツの拠点が集まる舞洲地区と連動したスポーツイベントも組まれている。
試算では、記念事業推進委による事業予算は1億円。財源には企業の寄付金を蓄積した大阪港振興基金から9,000万円、残りの1,000万円は協賛金やふるさと納税の寄付金を活用する。