大阪市がヘイトスピーチ条例施行 受け付け始まる
ヘイトスピーチと呼ばれる民族差別的な言動への対策を盛り込んだ大阪市の条例が7月1日施行され、ヘイトスピーチによる被害の申し出の受け付けが始まった。
条例施行の初日は、在日韓国・朝鮮人などでつくる団体が大阪市役所を訪れ、以前、市内で行われたデモの動画などがインターネットに投稿されていて、ヘイトスピーチの被害を受けていると申し出た。
大阪市の条例については、憲法で保障された「表現の自由」との兼ね合いから、どのような言動がヘイトスピーチにあたるのか、慎重に判断すべきだとの指摘もあり、今後の市の対応が注目される。