2022/03/09

出光などボイラ制御最適化Sで1%の燃料削減効果

出光興産、日本郵船、郵船商事が出資する郵船出光グリーンソリューションズ(本社:東京都品川区)は3月7日、中国電力新小野田発電所向けに販売したボイラ制御最適化システム「ULTY-Vplus」(アルティヴイプラス)での木質ペレット混焼運転の試験で、1%を超える燃料削減効果を達成したと発表した。これにより、年間で約3万トンのCO2排出量が削減される見込み。
ULTY-Vplusは、発電所や工場で使用されるボイラに装備することでボイラ効率を向上させ、最適な運転へ導く装置。AI(人工知能)を組み込んだ学習機能により、燃料使用量の削減による経済性向上とCO2排出量の低減に貢献する。