三菱重工業は7月5日、台湾の公営電力企業、台湾電力の大潭(ダータン)火力発電所(所在地:桃園市観音区)の3〜6号機のガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)の大型改造工事を受注したと発表した。受注額は非公表。2025年完工予定。
対象はガスタービン計8台で構成されるGTCC計4系列。燃焼器の換装で窒素化合物(NOx)の排出を約6割低減するほか、新技術が適用されたガスタービン翼の採用などにより運用効率を引き上げる。補機の設計・製作・調達・据付・試運転なども担い、フルターンキー方式で工事を行う。