ローム(本社:京都市右京区)は7月18日、投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)を中心とする国内連合による東芝へのTOB(株式公開買い付け)計画に参加すると発表した。JIPが運営する投資ファンドに1,000億円を出資するほか、国内連合の関連会社が発行する優先株を2,000億円引き受け、計3,000億円の資金を拠出する。
ロームと東芝はそれぞれ電気自動車(EV)や家電製品などの省電力化に寄与するパワー半導体を充填投資領域と位置付け、ロームはとりわけ炭化ケイ素(SiC)製のパワー半導体市場でのシェアアップを目標に掲げている。