電動工具の製造・販売を手掛けるマキタ(本社:愛知県安城市)は4月27日、半導体商社のマクニカ(本社:横浜市港北区)と共同で、半導体の安定調達に向け、台湾・新北市に半導体の取引に特化した合弁会社を設立すると発表した。
合弁会社の名称は「マキタ・インターナショナル・プロキュアメント」で、8月に設立する予定。資本金は700万台湾ドルで、出資比率はマキタ85.1%、マクニカ14.9%。
世界的な半導体不足や電気自動車(EV)シフトなどにより今後、一段と半導体調達は厳しくなると予想される中、台湾域内外の半導体メーカーからの調達拠点とし安定調達を図る。