タカラバイオ(本社:滋賀県草津市)は10月18日、高機能新規PCR用酵素を発売すると発表した。これは、1994年の発売以来ロングセラーを続ける同社の代表的PCR用酵素「TaKaRa Ex Taq(R)」の最大の特長である圧倒的「成功率」というコンセプトをさらに向上させるとともに、「正確性」と「使いやすさ」を追求したもの。
PCRはDNAを増幅する技術だが、これを用いることで従来品と比べて増幅が難しいDNA配列であっても増幅する「成功率」をさらに向上させるとともに、増幅時のエラー(DNA配列のコピー間違い)を大幅に低減するよう「正確性」を強化している。