スズキ(本社:静岡県浜松市)は10月17日、インド子会社、マルチ・スズキの株式を追加取得し、出資比率を1.7ポイント引き上げ58.2%にすると発表した。スズキの全額出資子会社、スズキ・モーター・グジャラート(SMG)の全株をマルチ・スズキに譲渡するのに伴い、その対価として1,284億1,107万5,000ルピー(約2,300億円)相当の株式を引き受ける。今回の動きについて、マルチ・スズキがインドでの生産と販売、スズキがEVなど先端技術開発という、スズキグループの役割分担を明確にするのが狙いとしている。