「ワールドロボットサミット」大阪誘致に意欲 松井知事
大阪府の松井一郎知事は10月19日、国が2020年に初めて開催するロボットの国際大会「ワールドロボットサミット」の誘致に意欲を示した。大阪府内には、ロボット産業の部品供給を含めて中小企業が集積しており、技術力をアピールする。
府によると、会場は展示面積約7万平方㍍のインテックス大阪(大阪市住之江区)を候補地として想定。開催地は年内に決まる予定。誘致を巡ってはすでに愛知県が立候補を表明している。
国は2015年2月にまとめた「ロボット新戦略」で国際大会開催を掲げた。10月末まで地方自治体を対象に開催場所を募集している。高度なロボット技術を集結させるだけでなく、研究開発の促進や利活用の方法の具体化を目指す。