阿倍野再開発事業 損失1961億円 大阪市が検証報告

阿倍野再開発事業 損失1961億円 大阪市が検証報告

大阪市は2月2日、JR天王寺駅の南西エリアで大阪市が40年余りにわたって進めてきた「阿倍野再開発事業」(阿倍野区など約28㌶)について、事業の損失は最終的に1961億円に上るとの検証報告書を発表した。
バブル経済崩壊後の地価下落や市の組織運営の問題があったと分析した。再開発は木造密集地域の防災力を高め、都心機能を強化する目的で1976年に決定。15年後に事業を終える予定だったが、地権者が約3100人と多く用地買収が難航をきわめた。その結果、25年以上遅れ、2017年度に終了する予定だ。
検証報告書は吉村洋文市長の指示で、市整備局が1年かけてまとめた。