梅田に大学キャンパス開設相次ぐ 学生獲得へ利便性PR

梅田に大学キャンパス開設相次ぐ 学生獲得へ利便性PR

大阪の中心部、梅田に大学のキャンパスを開設する動きが相次いでいる。この背景には利便性をPRすることで、学生の獲得や企業との連携につなげたいという大学側の狙いがあるとみられる。
こうした中、関西大学の梅田キャンパスが完成、9月28日、記念式典が開かれた。同キャンパスは阪急梅田駅の近くにある8階建てのビルでおよそ40億円投じて新設された。このキャンパスは主に社会人を対象にした講座などを開くほか、ビジネス街に近い立地を生かして学生の就職相談も行うという。
また、大手レンタルチェーンのTSUTAYAと提携して書店とカフェも併設され、学生や社会人の起業支援の事業などにも活用される。
関西大学梅田キャンパスから100㍍ほど離れた場所で建設中の22階建ての高層ビルは、大阪工業大学の梅田キャンパスだ。2017年度春から1,000人規模の学生が通学する予定だ。
同大学によると、このキャンパスの構想を発表した後の今年度の学生の志願者数は、前の年と比べておよそ20%増えたという。
このほか、大阪市立大学と大阪府立大学もJR大阪駅北側の再開発エリア「うめきた」への進出を検討しているといわれる。
大阪市によると、梅田の周辺に大学のキャンパスやサテライトなどの拠点施設を開設する動きは15年度ほど前から増え始め、これまでに24の大学に上っている。