学校図書館を拡充 学力向上へ大阪市長と教育委が協議

学校図書館を拡充  学力向上へ大阪市長と教育委が協議

大阪市の教育施設について橋下徹市長と教育委員が話し合う協議会が11月25日、市役所であり、市立小中学校の図書館を大幅拡充する方針が固まった。橋下市長は「市の学校図書館は全国レベルでも低水準。学力向上の点からも力を入れる必要がある」と述べ、将来の予算化の考えを示した。

この日の協議会で大阪市教育委員会事務局は標準的な蔵書数を小学校で7000冊、中学校で8000冊と見積もった場合、現状では標準達成に年間約3億4000万円(3年計画)の経費がかかるとの試算を提示。橋下市長は「必要なものは、きちんと予算措置をする」とし、学校図書館の運営・管理のため、市民ボランティアも含めた人的サポート体制を整えると明らかにした。

第9回繁昌亭大賞に林家花丸さん 奨励賞に桂吉坊さん

第9回繁昌亭大賞に林家花丸さん 奨励賞に桂吉坊さん

上方落語の定席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区)からスターを生み出すための第9回繁昌亭大賞の選考委員会が11月25日、大阪市内で開かれ、大賞に林家花丸さん(49)が決まった。入門25年以下が対象で、支配人やマスコミ関係者ら委員9人で選んだ。対象に準じる奨励賞に桂吉坊さん(33)、創作賞は桂文鹿(ぶんろく)さん(40)と桂小鯛(こだい)さん(30) らが選ばれた。爆笑賞は該当者なしとなった。

「天満切子を後世に伝えたい」病押し”職人技”伝授

「天満切子を後世に伝えたい」病押し” 職人技”伝授

高級カットグラス「天満切子(きりこ)」を後世に伝えたい–。大阪・天満の切子職人、宇良(うら)武一さん(77)が、がんと闘いながら弟子たちに製法や技術を教えている。戦前にガラスの街として栄えた天満には大勢の切子職人がいた。1950年ごろまでは窯元や工房が並び、薩摩切子などが作られていた。ところが、その後、安価な輸入グラスが流通し始め、次第に切子職人は姿を消していった。その結果、約25年前に宇良さんの工房だけとなった。「このままではガラスの街、天満の名前が消えてしまう」そんな思いが強くなった。

宇良さんは約5年前、胃がんと診断され、胃をすべて摘出した。昨年には腎臓も患い、起き上がれない日があるほど体調が悪化した。集中力が必要な切子をつくことはもうできなくなった。現在は唯一の弟子、岩谷昌美さん(40)が宇良さんの指導を時に受けながら、商品の天満切子を制作する。主婦だったが、10年以上前から宇良さんの教室に通い詰めて技を磨き、唯一の弟子と認められた。岩谷さんは「こんなきれいな切子は消したくない」と話す。「ガラスに囲まれた人生は幸せやった。後は天満切子を後世に残すだけ」と宇良さん。どうしても「天満切子」の光は消せない。こんな思いの師弟の奮闘が今日も続く。

あべのハルカス展望台200万人達成 予想大きく上回る

あべのハルカス展望台200万人達成  予想大きく上回る

日本一高いビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)の展望台で11月24日、来場者数が200万人達成し、記念式典が開かれた。今年3月7日の開業から8か月余りで大台を記録。ビルを運営する近畿日本鉄道は、開業から最初の1年間で180万人の来場を見込んでいたが、予想を大きく上回っており、大阪の新名所は今後もさらに記録を伸ばしそうだ。200万人目の来場者は友人3人と訪れた愛知県豊田市の主婦、岩藤雅子さん(59)。

橋下、松井両氏出馬せず 都構想「投げ出し」回避へ

橋下、松井両氏出馬せず 都構想「投げ出し」回避へ

衆院選への立候補を検討していた橋下徹・大阪市長(維新の党共同代表)と松井一郎・大阪府知事(維新幹事長)は11月23日、出馬を見送ることを表明した。両氏は看板政策の大阪都構想を巡って決裂した公明党の前職が出馬する選挙区からの立候補を想定していたが、いずれも人気を約1年残しており、「投げ出し」との批判による都構想への悪影響のほか、維新の地方議員からの強い反発に配慮したとみられる。いずれにしても今回、知事と市長がそろって任期途中で辞職していれば、無責任との批判は免れず、府政・市政の混乱は必至で、そうした事態は回避された。

海遊館で冬季のイルミネーション始まる 120万個のLED

海遊館で冬季のイルミネーション始める 120万個のLED

大阪市の水族館・海遊館(大阪市港区)で11月21日、冬季のイルミネーションが始まった。10回目となる今年は、過去最多の約120万個の発光ダイオード(LED)がが使われ、同施設を彩った。イルミネーションは2015年3月1日まで。

関西の大型商業施設が相次ぎ大規模改装・刷新

関西の大型商業施設が相次ぎ大規模改装・刷新

関西の大型商業施設が相次いで大規模改装に乗り出す。阪急阪神百貨店は千里阪急(大阪府豊中市)の売り場を、およそ四半世紀ぶりに大改装する。南海電鉄は大阪・難波のなんばパークス(大阪市)に入る専門店の半分弱を入れ替えや改装を行う。売り場を変えることで、いままで手薄だった20~30代のニューファミリー層の取り込みを図る。

千里阪急は2015年3月末までに、売り場全体の約4割を改装する。総投資額は約6億5000万円。なんばパ-クスは数億円かけて約230ある専門店の3割にあたる60店舗を入れ替え、70店舗程度を改修する。

マレーシアで関西の観光物産展 関西広域連合

マレーシアで関西の観光物産展  関西広域連合

関西広域連合は11月21日、マレーシアの首都クアラルンプール郊外の大型ショッピングセンターで観光物産展を開催した。連合長を務める兵庫県の井戸敏三知事や京都府の山田啓二知事らが関西の魅力をPRした。物産展では、特産の丹波黒豆を使った夜久野物産の「きな粉黒豆」などに人気が集まっていた。

大阪市営地下鉄・バス民営化案否決 市議会

大阪市営地下鉄・バス民営化案否決  市議会

大阪市議会は11月21日、5議会連続で継続審議していた市営地下鉄・バス民営化条例案を、公明、自民など野党全会派の反対で否決した。橋下徹市長は否決を受け、赤字の続くバス路線の縮小を検討することや、地下鉄今里筋線の延伸計画を白紙にすることを明らかにした。

関空国際線 外国人客1~10月で511万人で昨年通年上回る

関空国際線 外国人客1~10月で511万人で昨年通年上回る

新関西国際空港会社は11月20日、関西国際空港を利用した外国人旅客数が今年1~10月で511万8319人(速報値)となり、過去最多だった2013年1年間の464万2430人を上回った・と発表した。円安の進行に加え、格安航空会社(LCC)の増便やユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市此花区)の新エリア「ハリー・ポッター」開業などが寄与しているとみられる。今年10月の外国人旅客数は60万2030人と10月としては過去最多で、月別でも歴代2位(1位は今年4月の62万789人)だった。