IR誘致で知事・市長が事業者と会談「世界中が楽しめるエリアを」
大阪・舞洲へのカジノを含むIR(統合型リゾート施設)の誘致を目指している大阪府の松井知事、大阪市の吉村市長は12月12日、大阪府の公館で米国やシンガポールでIRを運営している「ラスベガス・サンズ」のロバート・ゴールドスティーン社長らと会談した。
この中で松井知事は「万博とIRの相乗効果で世界中が楽しめるエリアをつくりたい」と語った。これに対しゴールドスティーン社長は「財務的な問題やインフラなど様々なチャレンジがあるが、最もすばらしいIRを大阪にもたらすために計画を立てていきたい」と述べた。
また、大阪府と市が大阪メトロ中央線を夢洲まで延伸する費用の一部を、IR事業者に負担を求めている点についても、同社長は「課せられる役割をしっかりと果たしていきたい。検討したい」と述べた。