近畿4~6月中古マンション売買契約11.6%増
近畿圏不動産流通機構は7月17日、2015年4~6月期の中古マンション・戸建ての売買成約件数がそれぞれ4381件(前年同期比11.6%増)、3096件(同16.3%増)だったと発表した。2014年4月の消費増税に伴う買い控えの反動や、富裕層が積極的に物件を買っていることが理由とみられる。
平均成約価格は、富裕層による投資目的も含めた高額物件購入が相次ぎ、マンションが1887万円(同4.9%増)と10四半期連続で上昇。逆に、居住目的の色合いが強い戸建ては1800万円(同マイナス2.8%)で3四半期連続で下落した。