観光庁 近畿「美の伝説」周遊4ルート認定
観光庁が6月12日発表した外国人旅行客向けの7つの広域観光周遊ルートに、近畿では日本海沿岸や紀伊半島を巡る「美の伝説」4ルートが認定された。関西広域連合、関西経済連合会、関西地域振興財団が共同で申請していた案で、3団体を中心に今後1カ月で事業計画をつくる。京阪神に集中しがちな外国人客を近畿全体に分散させる狙いだ。
美の伝説は近畿6府県と福井、鳥取県にある5つの世界遺産と7つの絶景を周り、日本の美意識を知ってもらう旅を提案している。世界遺産は姫路城、紀伊山地の霊場と参詣道などがあり、絶景に天橋立、鳥取砂丘、神戸の夜景、三方五湖などを選んだ。
4ルートには天橋立、鳥取砂丘などを周る北地域周り(5泊6日)、紀伊山地の霊場、法隆寺周辺などを周る南地域周り(同)などを挙げた。