大阪市の自治会「都構想に反対」代表者会合で決定
大阪市内の自治会組織「市地域振興会」は大阪市を廃止・再編する「大阪都構想」に反対する方針を決めた。今後、回覧板を回すなどし、住民投票での反対を呼び掛ける。橋下市長は4月15日、東住吉区での都構想の住民説明会で「町内会が反対だと決めるのは古いやり方だ」と批判した。
振興会の北尾一会長(78)によると、14日に全24区の代表者で会合を開き、都構想反対の方針を多数決で決めた。「住民サービスが低下する」などが主な理由という。振興会には約6割の世帯が加入しているといわれるが、加入者への反対の働きかけは各区の代表者らに委ねられる。