7月大阪税関 貿易黒字93億円 5カ月連続黒字に
大阪税関が8月19日発表した7月の貿易概況(速報)によると、近畿2府4県の輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は93億円の黒字(前年同期は631億円の赤字)だった。黒字は5カ月連続。中国向けの電子部品などの輸出が伸びる一方、原油安を反映して天然ガスや原油の輸入が減った。
輸出額は4.9%増の1兆3745億円で29か月連続の増加。輸入額は0.6%減の1兆3653億円で5カ月連続減少。天然ガスや原油の単価が3割前後下落しており、輸入額が大きく減った。