7月の関空旅客数最多の205万人 アジア便拡充で
新関西国際空港会社が8月18日発表した7月の運営概況(速報値)によると、関西国際空港の旅客数は前年同月比25%増の205万人となり、1994年の開港後、単月としてこれまで最高だった2000年8月(203万人)を上回った。中国を中心としたアジア方面の路線拡充を受け、外国人旅行客が大幅に増え、全体を押し上げた。
旅客数のうち国際線の外国人は72%増の96万人、日本人は10%減の47万人だった。國際線の発着回数は26%増の1万82回で、開港から初めて1万回を超えた。
大阪(伊丹)空港の旅客数は1%減の118万人で、3カ月連続で前年を下回った。