関空 運営権売却2次入札延期へ 9月ごろに
新関西国際空港会社は5月12日、関西国際空港と大阪(伊丹)空港の運営権売却(コンセッション)の2次入札の応募締め切りを、当初の6月15日から3カ月程度先延ばしし、9月ごろとする方向で調整に入った。これは、現行のスケジュールでは1次入札(5月22日応募締め切り)と2次入札との間隔が1カ月弱と短く、運営権獲得を目指す企業連合が空港の運営計画を充実させるのに不十分との見方が出ていたことを考慮したものとみられる。
これに伴い、落札した企業連合への運営権移行も、当初予定の2016年1月ごろから、同3月末ごろにずれ込む見通し。新関西国際空港会社は1次入札は予定通り5月22日に応募を締め切る方針。