都構想「反対」が上回る メディアの世論調査
大阪市を廃止し、5つの特別区に再編する「大阪都構想」について、5月9、10日、大阪市内の有権者を対象にメディア各社が実施した電話世論調査によると、いずれも「反対」が「賛成」を上回った。毎日新聞社の調査では賛成39.5%に対し、反対が47.8%。朝日新聞社と朝日放送の調査では賛成33%に対し、反対43%。共同通信社の調査では賛成39.5%に対し、反対47.8%だった。
投開票日まで1週間を切り、賛成・反対派の攻防は一層激しさを増しそうだ。ただ、毎日新聞によると「分からない」と答えた人が12.7%に上り、情勢が変化する可能性もある。