近畿の7月の有効求人倍率1.47倍と最高水準を更新
近畿2府4県の7月の有効求人倍率は平均1.47倍と前の月を0.01㌽上回り、平成に入ってから最も高い水準を6カ月連続で更新した。
大阪労働局によると、7月に近畿2府4県で仕事を求めている人は30万6502人だったのに対し、企業からの求人数は45万986人だった。この結果、有効求人倍率は1.47倍となった。
府県別では大阪府が1.60倍、京都府が1.57倍、和歌山県が1.33倍、滋賀県が1.31倍、奈良県と兵庫県が1.30倍だった。
大阪労働局では①観光客や宅配便の増加などに関連してタクシーやバス、トラックの運転手の求人が増加している②外国人旅行客に人気の化粧品や、自動車に関連する製造業が好調-などが背景にあると分析している。