厚生労働省の調査によると、近畿2府4県の待機児童は4月1日時点で2,955人で前年同期比441人減少した。これは保育所などの整備が進んだためで、近畿2府4県の保育所の定員は43万1,742人と前年同期比1万2,000人余り増えている。 府県別に待機児童をみると、兵庫県が最も多く1,569人(前年比419人減)、次いで大阪府が589人(同88人減)、滋賀県が459人(同20人増)、奈良県が198人(同3人減)、京都府が86人(同11人増)、和歌山県が54人(同38人増)だった。自治体別で多かったのは兵庫県明石市が最も多く412人、次いで西宮市が253人、神戸市が217人などと続いた。