景気判断4期連続改善、3カ月後は悪化予測 日銀短観
日銀大阪支店が発表した短観=企業短期経済観測調査によると、関西の企業の景気判断は全産業でプラス12㌽と4期連続で改善し、リーマンショック前の水準に回復した。
景気が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」と回答した企業の割合は差し引いた値は、全産業でプラス12㌽と前回を5㌽上回って4期連続で改善した。
製造業は「窯業・土石製品」や「非鉄金属」が改善したことなどからプラス11㌽と前回を3㌽上回り、5期連続で改善した。また非製造業は、「対個人サービス」や「卸売」「小売」が改善したことなどからプラス12㌽と前回を6㌽上回り、2期連続で改善した。
ただ、次期(3カ月後)の見通しについては、製造業がプラス9㌽、非製造業がプラス6㌽、全産業でプラス7㌽といずれも悪化を見込んでいる。