府内の上半期の詐欺被害総額は昨年並みの最悪ペース
大阪府警のまとめによると、府内の今年上半期(1~6月)に発生した振り込め詐欺など「特殊詐欺」の被害総額は16億7500万円(前年同期比2%減)に上り、過去最悪だった昨年とほぼ同じペースとなっていることが分かった。認知件数は284件でほぼ半減したが、1件当たりの被害額が1.8倍に膨らんでいる。金融商品の購入を持ちかけて、現金を郵送させる手口で高額被害が頻発している。
昨年、被害の多かった手口のうち「医療費を還付する」などと偽る還付金詐欺44件、オレオレ詐欺23件などが上位を占めた。