大阪都構想の設計図を検討する法定協議会は12月26日、この骨格案を大阪維新の会と公明党の賛成多数で可決した。この内容は①大阪市を廃止し、4つの特別区に再編する②特別区への移行を2025年1月1日とする③大阪府に特別区との調整業務を担う「特別区連携局」や、消防を統括する「消防局」などを新設する④特別区への支援として、大阪府から10年間合わせて370億円を支出する⑤カジノを含むIR(統合型リゾート施設)の誘致が成功した場合、大阪市が受け取る予定の収入を4つの特別区に、人口に応じて配分する-など。大阪府と大阪市はこれをもとに、2020年明けから都構想の設計図となる協定書案の作成に入る方針。