大阪地区百貨店売上高4月18.3%増 2カ月ぶりプラス
日本百貨店協会が5月19日発表した4月の大阪地区の百貨店売上高は、前年同月比18.3%増の601億円と2カ月ぶりプラスとなった。前年の4月は消費税増税の影響で大きく落ち込んだが、花見を目的にした訪日外国人客の増加で大幅に売り上げを伸ばした。商品別では、高額商品の美術・宝飾・貴金属が92.1%増、化粧品64.0%増、高級ブランドバッグなど身の回り品も27.5%増と好調。食料品も1.9%増と8カ月ぶりにプラスに転じた。神戸地区は12.7%増の119億円、京都地区は11.1%増の197億円だった。