「あベのハルカス」開業1年 来館者4273万人
近畿日本鉄道は3月7日、2014年3月に全面開業した高さ日本一の超高層複合ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)の1年間の来館者が約4273万人だったと発表した。当初目標とした4740万人は下回ったものの、展望台は計画を4割上回った。近鉄は2年目も堅調に集客できるとみており、ランドマークとして定着しそうだ。
目標を下回ったのは百貨店として日本一の売り場面積(10万平方㍍)を誇るあべのハルカス近鉄本店が4500万人の計画に対し、約3583万人と伸び悩んだため。このほか、展望台「ハルカス300」は約258万人で、計画を約80万人上回った。大阪マリオット都ホテルが約30万人の計画に対し、約73万人と好調だった。