ラグビーW杯へ 東大阪市・花園ラグビー場も準備

ラグビーW杯へ  東大阪市・花園ラグビー場も準備

2019年のラグビーワールドカップの会場の一つ、花園ラグビー場がある東大阪市では、日本で初めての大会を成功させようと街ぐるみで準備を進めている。
花園ラグビー場は2017年2月から、市の予算やスポーツ振興団体の助成金など総工費72億円余をかけて改修工事が進めている。これにより、およそ1万9000人の収容人数は、2年後にはおよそ2万4000人に増え、長椅子タイプだった座席は1人1人が分かれたタイプに変わる。
また、ナイトゲーム用の照明など大会の基準を満たした設備も整え、2018年9月末に工事を終える予定。

2017/05/10

近畿全域の広い範囲で今年初めて黄砂観測

近畿全域の広い範囲で今年初めて黄砂観測

5月6日夜から7日にかけて、大陸からの西寄りの風が強まっている影響で、近畿地方の広い範囲で今年初めて黄砂が観測された。
大阪管区気象台によると、大陸にある低気圧の影響で西寄りの風が強まっているため、大陸の砂漠地帯で巻き上げられた黄砂が風に乗って日本付近に流れてきている。これにより大阪市、京都市、神戸市、奈良市、滋賀県彦根市、そして和歌山市でも今年初めて黄砂が観測された。
同気象台によると、7日午後も西寄りの風が続く影響で、引き続き黄砂が観測される見込みで、視界が悪くなるとともに、洗濯物にも被害が出る可能性があるとしている。

2017/05/07

訪日外国人の滞在時間 最長は大阪府 最短は奈良県

訪日外国人の滞在時間 最長は大阪府 最短は奈良県

国土交通省近畿運輸局などによると、訪日外国人観光客がどこに、どのくらいの間滞在しているのか調べた結果、大阪府が最も長く、奈良県は最も短かったことが分かった。
関西の主な公共交通機関で使えるIC乗車券「KANSAI ONE PASS」を2016年4月から12月に利用したおよそ4万2000人分のデータを分析した。滞在時間の平均を府県別にみると、大阪府が62.5時間、次いで京都府の25.5時間、滋賀県の12.5時間などとなっていて、奈良県はわずか4.7時間と最も短いことが分かった。
府県間の移動は、大阪府と京都府の間で最も多く、次いで大阪府と奈良県、大阪府と兵庫県などとなっている。

2017/05/05

関西空港 国際線1日平均5.2万人 出国ラッシュ

関西空港 国際線1日平均5.2万人 出国ラッシュ

関西空港では5月3日、大型連休を海外で過ごす人たちの出国がピークを迎え、多くの家族連れなどで終日混雑した。関空では3日だけで3万2000人余が出国。
関西エアポートによると、大型連休中に関空で国際線を利用する人は、1日平均5万2000人余と予想され、2016年を7%上回り、過去最高となる見通しだ。行き先は韓国、中国が人気だ。帰国ラッシュのピークは7日になる見込み。

2017/05/04

大阪府 企業型保育所設置を促進 昨年度は76カ所設置

大阪府 企業型保育所設置を促進 昨年度は76カ所設置

大阪府は、待機児童の解消に向けた取り組みの一つとして、企業などに保育所の設置を促していく方針だ。
政府は2016年4月、事業所の中に保育所を設置した企業などを対象に、その整備費用や運営費を助成する制度を始めた。その結果、大阪府内では昨年度1年間で病院や福祉施設、タクシー会社など76カ所で、この制度を活用した保育所の設置が決まった。
それでも大阪府では2016年10月現在で3126人の待機児童がおり、この解消が急務になっている。そのため、府は引き続き企業向けのセミナーを開くなどして、保育所の設置を促していく方針。

2017/05/02

1000匹の鯉のぼり 風に吹かれ泳ぐ 大阪・高槻市

1000匹の鯉のぼり 風に吹かれ泳ぐ 大阪・高槻市

青空のもと、風に吹かれ泳ぐ約1000匹の鯉のぼりが壮観だ。大阪府高槻市の芥川桜堤公園の川の上にいま、色とりどりの鯉のぼりがはためいている。
地元自治会などでつくる「こいのぼりフェスタ1000推進協議会」や高槻市がホームページなどで呼び掛け、家庭で使わなくなったり、幼稚園や保育園の子供たちがつくったものを寄贈してもらった。

2017/05/01

大阪府が万博誘致へ推進本部立ち上げ 職員一丸で

大阪府が万博誘致へ推進本部立ち上げ 職員一丸で

大阪府は、2025年の万博誘致に向けて関係部局が連携して誘致活動に取り組む必要があるとして、松井一郎知事を本部長とする「万博誘致推進本部」を立ち上げ、府庁で看板かけが行われた。
松井知事は「オールジャパンの体制で、他の自治体でも一緒に取り組んでくれるが、大阪が徹底的に熱い思いでやることで、日本全体に機運が広がる」と述べ、誘致に向けて職員が一丸となって取り組むよう指示した。

2017/04/30

16年度の関空利用者 最多の2571万人 訪日外客が6割強

16年度の関空利用者 最多の2571万人 訪日外客が6割強

関西エアポートのまとめによると、関西空港の2016年度の利用者数は前年比7%増の2571万人となり、2年連続で過去最多を更新した。
国際線の利用者数は前年比11%増の1914万人。このうち外国人は13%増の1242万人で6割強を占めた。中国や韓国などアジアからの訪日客が好調だった。日本人の利用者も7%増えて651万人だった。一方、国内線は3%減って657万人だった。
関空と大阪(伊丹)空港の合計でみると、利用者数が6%増えて過去最多の4081万人となった。

2017/04/28

4/28から関空第2旅客ターミナル線へ連節バス導入

4/28から関空第2旅客ターミナル線へ連節バス導入

関西エアポート(大阪府泉佐野市)と関西空港島内路線バスを運行する南海バス(大阪府堺市堺区)は、第2旅客ターミナル線(エアロプラザ⇔第2ターミナル)に4月28日から連節バスを導入する。今回導入する南海バスの車輌は車内が2つ繋がっているほか、低床部分も広く、大量輸送を可能とする車両だ。
現在1日平均1万人以上が利用している第2旅客ターミナルへの導入により、乗車待ち時間の短縮、車内の混雑緩和等の利用者の利便性、快適性が向上する。連節バスの導入は、空港内における路線バスでは国内初。バス事業者としても大阪では初となる。
導入台数は2台。車両寸法は全長18.12㍍×全幅2.55㍍×全高3.10㍍。従来の標準ノンステップバスの約2倍の100人程度の乗車が可能だ。

2017/04/27

HISと大阪信用金庫 海外ビジネス支援で業務提携

HISと大阪信用金庫 海外ビジネス支援で業務提携

エイチ・アイ・エス(東京都新宿区、H.I.S.)と大阪信用金庫(大阪市天王寺区)はこのほど、世界市場の開拓に積極展開を図る、大阪信用金庫に口座を持つ企業に向けて、海外展開支援サービスの向上を図ることと、海外企業から関西地区を中心とした企業に向けた投資誘致につながるような情報提供を目的として「海外ビジネス支援に関する連携協定」を締結した。
H.I.S.はすでに大阪府と連携しており、今回の業務提携により大阪企業の海外市場の開拓支援を、よりスピードをもって拡充していく。

2017/04/27

星野リゾート 通天閣近くに大型観光ホテル 大阪初進出

星野リゾート 通天閣近くに大型観光ホテル 大阪初進出

星野リゾートの星野佳路(よしはる)代表は4月24日、JR大阪環状線の新今宮駅前に建設する大型観光ホテルの概要を発表した。星野リゾートが大阪市の公募に応じ、市有地約1万4000平方㍍を約18億円で購入した。同社の大阪進出は初。
ホテルは20階建てで、温泉施設やカフェなどを設ける。客室数は608で、部屋の広さは30平方㍍以上。国内はじめ訪日外国人旅行者を含めた幅広い顧客の利用を措定し、一般的なビジネスホテルより高めの料金設定を予定している。2022年春にオープンする予定。
建設地周辺には通天閣、あべのハルカス、そして日雇い労働者が居住する「あいりん地区」と呼ばれる一角もある。ただ、全国で問題を抱え廃業に追い込まれた旅館やホテルを数多く再生してきた同社の”マジック”は、ここでも発揮されるのか、注目される。

2017/04/26

2025年万博立候補申請へ 松井氏らBIEに文書提出

2025年万博立候補申請へ 松井氏らBIEに文書提出

大阪府の松井一郎知事は4月23日、関西空港からパリへ出発し、現地に到着。24日、2025年の国際博覧会(万博)を大阪で開催する立候補表明文書を、誘致委員会の榊原定征会長(経団連会長)、日本政府代表の木寺昌人・駐仏大使らとともに、パリの博覧会国際事務局(BIE)本部に提出した。
誘致委員会会長代行の松井知事はパリ駐在の各国高官らと面会し万博誘致をアピールする予定。

2017/04/25

燃料電池フォークリフト普及へ関空に巨大水素インフラ

燃料電池フォークリフト普及へ関空に巨大水素インフラ

関西国際空港にこのほど、大規模な産業車両用の水素供給インフラが完成した。水素で稼働させる燃料電池フォークリフトの利・活用が目的だ。
環境省が実施する「平成26年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」の一環として、関西エアポート、豊田自動織機、トヨタ自動車、岩谷産業、大阪府が共同で燃料電池フォークリフトの普及に向けた実証実験に取り組む計画だ。
燃料電池フォークリフトは、CO2を排出しないだけでなく、水素の充填時間が約3分と、電動タイプの充電時間より大幅に短く、作業効率の向上が期待できるなどのメリットがある。

2017/04/24

森友学園 負債総額16億円 民事再生法申請

森友学園 負債総額16億円 民事再生法申請

学校法人 森友学園(大阪市淀川区)は4月21日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請したと発表した。小学校の開設断念で資金繰りが悪化し、負債総額は少なくとも16億円に上る。
申請を受け、大阪地裁は同日、保全管理命令を出すとともに、保全管理人の弁護士を選任した。申請の要件が整っていると判断すれば、民事再生手続き開始の決定を出す。

2017/04/23

大阪城とフランスのブルターニュ大公城が友好提携

大阪城とフランスのブルターニュ大公城が友好提携

大阪城とフランス西部のナント市にあるブルターニュ大公城が友好提携を結び、交流を深めていくことになった。
ブルターニュ大公城は、1598年にフランス王アンリ4世がプロテスタントに信教の自由を認めた「ナントの勅令」を出した城として広く知られている。また、大阪城とフランスの結びつきは江戸末期、徳川15代将軍・慶喜がフランスのレオン・ロッシュ公使と面会したという記録がある。
今回両者が友好提携するきっかけは5年前、現在歴史博物館になっている同大公城で、日本の文化を紹介する企画展が開かれた際、大阪城天守閣から鐙や刀剣など24点を貸し出したことから。折から、今年が慶喜とロッシュの面会から150年の節目にあたることから、友好提携締結の運びとなった。

2017/04/22

NTTぷらら・吉本興業 関西のTV局と「大阪チャンネル」

NTTぷらら・吉本興業 関西のTV局と「大阪チャンネル」

NTTぷらら(東京都豊島区)と吉本興業(大阪市中央区)は4月25日より、関西の放送局と連携した映像配信サービス「大阪チャンネル」の提供を開始する。
「大阪チャンネル」は関西のエンタテインメント番組を中心に編成し、独自性を追求する映像配信サービスとして提供する。定額制の見放題サービスで、配信サービスとしては初となるアーカイブ番組や劇場ライブなど開始時には約1000本を用意する予定。
サービス開始当初は毎日放送、朝日放送、テレビ大阪、関西テレビ放送、読売テレビ放送、サンテレビなどと連携する。連携する放送局は今後拡大していく予定。

2017/04/21

近畿圏マンション2016年度発売0.1%減の1万8359戸

近畿圏マンション2016年度発売0.1%減の1万8359戸

不動産経済研究所のまとめによると、近畿圏のマンション2016年発売は前年度比0.1%減の1万8359戸となった。大阪市部で減少し、これが響いた。大阪府下、神戸市部は増加した。
価格は0.3%ダウンの3877万円、1平方㍍当たり単価は61万3000円で2.3%アップした。価格は4年ぶりのダウン、1平方㍍当たりの単価は4年連続のアップとなった。

2017/04/20

大阪市 森友学園の幼稚園への補助金取り消す

大阪市 森友学園の幼稚園への補助金取り消す

大阪市は4月17日、学校法人「森友学園」が運営する塚本幼稚園(大阪市淀川区)に対する補助金の交付決定を取り消すと発表した。障害などで特別な支援を要する「要支援児」の受け入れに伴う補助金で、2016年度分として180万円を支給予定だった。市は近く同学園側に通知する。
市は補助金申請時に保護者の了解を得ていたかを確認するため、同意書の提出を求めていたが、期日の4月14日までに園側からの送付がなかったため、不交付を決めた。

2017/04/19

大阪・中之島に「フェスティバルシティ」街びらき

大阪・中之島に「フェスティバルシティ」街びらき

大阪市北区・中之島の超高層ツインタワービル「フェスティバルシティ」の街びらきを記念する式典が4月17日開かれた。施工・テナント関係者らが参列し、開業を祝った。
同シティは5年前に開業した「中之島フェスティバルタワー」(イースト)と、2017年3月完成の「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」で構成。両ビルは高さ200㍍で四ツ橋筋を挟んで立つ。
今回、和食やカフェ、ベーカリーなど49店舗が入る「フェスティバルプラザ」がオープン。イーストにはフェスティバルホールが入り、ウエストでは6月に米大手ホテルヒルトンの「コンラッド大阪」が開業する。

2017/04/19

吉本興業や在阪TV局など12社出資 訪日客対象の新会社

吉本興業や在阪TV局など12社出資 訪日客対象の新会社

日本の商品やサービスなど海外展開を支援する官民ファンドの「クールジャパン機構」と、吉本興業など民間の12社が連携して新会社を立ち上げ、外国人観光客などを対象とした娯楽事業を大阪で展開することになった。
今回設立されたのは「クールジャパンパーク準備株式会社」で、官民ファンドの「クールジャパン機構」と吉本興業や大阪のテレビ局など民間の12社が出資した。狙いは訪日外国人観光客を呼び込むことで、様々な目的に使える劇場型の施設を大阪市内に造り、歌舞伎や歌劇、それに外国人にとりわけ人気が高い”忍者”をテーマにしたパフォーマンスを上演するなど様々な娯楽事業を展開する計画だ。
大阪城公園を施設の建設候補地に挙げており、今年度を目標に事業を始める方針。

2017/04/18
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