夜空彩る300㍍の大輪に歓声 なにわ淀川花火大会
今年で29回目を迎えた大阪の夏の風物詩「なにわ淀川花火大会」が8月5日夜、大阪の淀川・河川敷で行われた。会場には50万人近い人が集まり、迫力ある色とりどりの花火に見入っていた。
川に向かって放たれた花火が破裂し、川面を扇状に彩る「水中スターマイン」や、終盤の連発の「10号玉」がとりわけ印象的だった。10発ほど連続して打ち上げられ、直径およそ300㍍の大輪が圧巻。大輪が夜空に咲き広がると、地響きが起こりそうなほどの大音声(だいおんじょう)に、訪れた大勢の人たちの間でその都度、歓声が沸き起こっていた。