近畿の5月企業倒産件数55.1%増、負債総額10.8%増
帝国データバンクのまとめによると、近畿2府4県の倒産企業(負債額1000万円以上)は211件と前年同月比55.1%増加した。倒産件数が前年比で増加するのは2カ月ぶり。負債額が30億円を超える大型倒産はなかったが、負債総額は141億300万円と前年同月比10.8%増えた。
幅広い業種で倒産件数増加しており、とりわけ個人消費の影響が大きい飲食業やアパレル関連などで経営悪化・破たんが続いている。また、人手不足や人件費の上昇がリスク要因になりつつある-と指摘している。