訪日外国人の滞在時間 最長は大阪府 最短は奈良県
国土交通省近畿運輸局などによると、訪日外国人観光客がどこに、どのくらいの間滞在しているのか調べた結果、大阪府が最も長く、奈良県は最も短かったことが分かった。
関西の主な公共交通機関で使えるIC乗車券「KANSAI ONE PASS」を2016年4月から12月に利用したおよそ4万2000人分のデータを分析した。滞在時間の平均を府県別にみると、大阪府が62.5時間、次いで京都府の25.5時間、滋賀県の12.5時間などとなっていて、奈良県はわずか4.7時間と最も短いことが分かった。
府県間の移動は、大阪府と京都府の間で最も多く、次いで大阪府と奈良県、大阪府と兵庫県などとなっている。