燃料電池フォークリフト普及へ関空に巨大水素インフラ
関西国際空港にこのほど、大規模な産業車両用の水素供給インフラが完成した。水素で稼働させる燃料電池フォークリフトの利・活用が目的だ。
環境省が実施する「平成26年度CO2排出削減対策強化誘導型技術開発・実証事業」の一環として、関西エアポート、豊田自動織機、トヨタ自動車、岩谷産業、大阪府が共同で燃料電池フォークリフトの普及に向けた実証実験に取り組む計画だ。
燃料電池フォークリフトは、CO2を排出しないだけでなく、水素の充填時間が約3分と、電動タイプの充電時間より大幅に短く、作業効率の向上が期待できるなどのメリットがある。