大阪城とフランスのブルターニュ大公城が友好提携
大阪城とフランス西部のナント市にあるブルターニュ大公城が友好提携を結び、交流を深めていくことになった。
ブルターニュ大公城は、1598年にフランス王アンリ4世がプロテスタントに信教の自由を認めた「ナントの勅令」を出した城として広く知られている。また、大阪城とフランスの結びつきは江戸末期、徳川15代将軍・慶喜がフランスのレオン・ロッシュ公使と面会したという記録がある。
今回両者が友好提携するきっかけは5年前、現在歴史博物館になっている同大公城で、日本の文化を紹介する企画展が開かれた際、大阪城天守閣から鐙や刀剣など24点を貸し出したことから。折から、今年が慶喜とロッシュの面会から150年の節目にあたることから、友好提携締結の運びとなった。