大阪市を8つの総合区に再編 区長会議で区割り原案
大阪市役所でこのほど、市内の区長を集めた区長会議が開かれ、総合区を導入する場合の新しい区割りについて、吉村洋文市長が取りまとめた原案が示された。
新しい区割りの原案は、現在の24区を8区に再編するもの。吉村市長は1つの区の人口を30万人規模にし、商業地域などのバランスを考え、①市の南部の商業拠点として天王寺区、阿倍野区に生野区を加えて1つの区とする②市の北部の商業拠点として北区、都島区、旭区を1つの区とする③交通の利便性などを考慮し、福島区、此花区、港区、西淀川区を1つの区とするほか、住之江区、住吉区、西成区を1つの区とする-などとしている。
同市長は今後、市議会での議論なども踏まえたうえで、3月下旬にも案を取りまとめたいとしている。